フードビジネスの現場をフィールドワークしてきました

2021年11月10日、落合ゼミ3回生の全員参加型フィールドワークを、うね乃本店(京都市南区)で実施しました。おだしを手がかりに、日本の食文化を支える地域企業の活動について学ぶ、ゼミの恒例行事です。


まずは、体温測定と手指消毒をしてから店内に入ります。

采野元英社長から、企業理念、おだしの役割、製品に用いられる素材の種類などを説明していただきます。同時に、実物サンプルをじっくり観察します。


同時に、おだし素材をテイスティング。産地や製法の異なる昆布や鰹節、それぞれの味の特徴やその組み合わせによる変化を体験します。


つづいて、隣接する本社工場へ。製造ラインを観察しながら、品質管理の取り組みや、設備の特徴、素材をあますところなく使い切るための工夫などを学びます。


工場の社員さんからは、指宿などの産地から送り届けられた鰹節を京都でどのように加工するのか、そのプロセスを聞き取り、フィールドノートに記録します。


今回ははじめての試みとして、二人の社員さんがご自身の就活の経験や、食品企業で働くことのおもしろさについて、プレゼンテーションしてくれました。

毎日の食生活からフードビジネスまで、幅広い視点で学ぶ機会となりました。ご協力をいただいた采野社長をはじめ、工場と本店の社員のみなさまに、心から御礼申し上げます(落合)。