植物生命科学実習(4/12,18)

今年度前期の植物生命科学実習(植物生命科学科3回生対象)がスタートしました。

初回ガイダンスの様子

最初の実習は微生物学実験(担当教員・島先生)です。肉眼では観察できない「微生物」の基本的な取り扱いや観察の基本を学びます。

微生物の細胞数の測定には比濁法と生菌数測定が主に用いられます。実験①として、生菌数とOD(optical density)の関係を調べるために分光光度計で培養液の濁度を測定し、培養液の10倍段階希釈液を作成して、寒天培地に接種して48時間培養した後コロニーの数を計測しました。 また、微生物の増殖は培地から得る栄養によって大きく異なります。様々な栄養特性の培地に酵母を定量的に摂取し、その培養性状を比較するための実験②として、1日目に条件の異なる4種類の寒天培地に酵母を接種して48時間培養し、2日目に培地の観察を行いました。

(中田)