資源生物科学実習A ⑤


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3日(金)の実習は、実数用農場でジャガイモの終了調査と収穫を行いました。
調査は各班5株ずつイモの個数や重量だけではなく、主茎の長さや茎数、そして地上部の重量測定も行いました。今回調査した品種は、‘デジマ’、‘西海31号’(ドラゴンレッド)、‘シャドークイーン’、‘キタアカリ’の4品種。


 調査が終わった後は、残りの株を含めて全て収穫しました。今年は少し小ぶりなイモが多かったですが、それでも例年並みの十分な収量だったようです。熱中症が心配される蒸し暑い日でしたが、無事終わりホッとしました。
 実習では調査しなかった‘インカのめざめ’を含めて、計5品種がコンテナいっぱいに収穫できました。帰路に就く学生みな、それぞれ袋いっぱい自由に詰めて持ち帰っていました。


 ・・・ですが、これで終わりではありません。レポートが残っています。各班で調査したデータを集めてそれぞれの品種特性を考察することになります。最近はデータ解析が必要な実習も増えてきたのでもう手馴れたものかもしれません。しっかり考察した上で、実際に食べてみるとより理解が深まるのではないでしょうか。品種によっても合う食べ方が違うと思います。いろいろと試してみて、自分なりのおいしい食べ方や、お気に入りの品種を見つけてください。
  

山本