食シス・神戸市北区での実習

7/10に中川ゼミの3年生は、神戸市北区で活動する、学生団体リコラボ(Re.colab KOBE)さんの活動に参加させてもらいまいした。


リコラボのみなさんは、山の中の休耕田を地道に開墾し、「農」をベースにさまざまな人が交流できる場所づくりをしています。この日だけでも関学、近大、同志社、そして龍大と、大学の垣根を越えた学生が集まりました。それぞれの参加動機や目的は異なりますが、それがまたいい相乗効果を発揮している雰囲気でした。


まずは、外来種が住み着いている池の観察と駆除のためのワナの設置。

半日しかけただけでも、ウシガエルのオタマジャクシやアメリカザリガニがたくさんかかっていました。


落ちないように慎重に・・・




農閑期ということで、環境整備の一環である草刈りを行いました。参加ゼミ生に取っては、初めての電動草刈機。使い方を教わり、おそるおそる作業をスタート。次第にそれぞれの個性が出てくるところが興味深かったです。



草刈りは中毒性がある!
気づいたら長時間経過・・・




休憩時間を利用し、活動内容についてインタビューもさせてもらいました。


はじめてのインタビューでしたが
積極的に質問などをしていました

丁寧に答えていただけ、
多くのことが学べました


回答内容から、


・全員が主体的に関わっていること

・さまざまな工夫がなされていること

・今後の自分たちの活動に参考にできる点がたくさんあったこと


など、発見と学びの多い1日になったようです。特に、休耕田は非常に広く、これらを管理することは簡単ではないことを目の当たりにし、その大変さに驚きつつも、地主の方が活動を気にかけサポートしてくださる様子やさまざまな学生が集まってくる様子に、活動の意義や可能性を知ることができ、食料農業システム学科らしい経験ができたように思います。


また、「農場としてのクオリティは二の次、三の次で。耕作放棄地をさまざまな人びとが集い交流する場になることに大きな意味がある」という団体活動を支え取りまとめておられる松村淳さん(関西学院大学社会学部・准教授)のことばに感銘を受けていました。


16日の活動は諸般の事情によりキャンセルとなりましたが、これからも継続的に関わらせていただく予定です。非常に暑い1日でしたが、無事活動を終えることができました。リコラボのみなさん、松村さん、ありがとうございました!(中川)



参加者で記念撮影