中山間地の現地実態調査を実施しました

2022年7月6日

香川ゼミの3回生と4回生が京丹波町役場を訪問し、中山間地農業の実態や問題点についてヒアリング調査を行いました。


中山間地農業には、耕作放棄地、過疎、高齢化、担い手、生産組織、新規参入者、六次産業化、地域特産物、ブランド形成、支援施策・政策・制度など様々な課題が山積しています。食料農業システム学科の学生にとっては日本の農業の姿を学ぶための格好の素材であり、重要な研究フィールドでもあります。

4回生は既に何がしかの調査を経験していますが、3回生は現地を訪れ、現場の方から話をお聞かせいただき、それに対して質疑応答を行う、という「ちゃんとした調査」の経験は積んでいません。


事前にしっかりと準備をしたおかげで、いい調査ができました。学生達の頑張りのおかげで、2時間にわたって質疑が途切れることがありませんでした。

お話を担当して下さった方々からも「中山間地の農業に関するいい質問が多かった」という評価をいただきました。



食料農業システム学科の学生にとって調査はとても大事な作業です。卒業論文を書く際には、一人で調査に行って、必要な話を聞いたり、データを集めたりしなければなりません。そのための最初のトレーニングができたと思います。

また、帰りには、卵の直売所、道の駅に設置されている野菜や農産加工品の直売所に立ち寄り、地域で生産された農産物の新しい流通の仕方を視察しました(残念ですが、写真はNGです)。

調査に協力してくださった皆様方、本当にありがとうございました。


(香川)