古本ゼミでは、研究の一環で「養蜂」をしています。副産物として蜂蜜も採れます。
今年はこの研究を進める大学院生が、一年の休学(この間に養蜂業の専門家について、養蜂業を学んでいました)をあけ、ラボに戻ってきましたので、蜂の管理がとてもうまくいき、過去にない規模での飼養ができていました。もちろん、副産物もたくさん採れました。
この副産物をマーケットプレースへの参加をお誘いいただいたので、販売しました。
ちょうどこの後期から、3年生のラボ配属が始まり、新しいメンバーが増えます。まだ彼らのキャラを把握できていませんが、彼らにマーケットプレースでの販売のお手伝いをお願いし、ついては他に売りたいものがあれば申し出るように頼んでみました。すると、「実家で栽培し、収穫、精米した米を売りたい」というものが現れました。
ついては、ゼミ生たちで、ラベルデザインや販売規模、値段などを話し合い、そのお米も販売しました。
深草キャンパスは、普段私たちがいる瀬田キャンパスとは異なる場所にあります。大きな通りに面した場所で、一般の通行人や、学生・教職員に対して販売します。
普段、行かないキャンパスなので、学生はそれだけで真新しさを感じているようでした。逆に、深草の関係者も物珍しいイベントなので参加してくださり、こちらが想定しているようりも多く売れました。
養蜂をしている学生は、一般の方にどうゆう理由で養蜂を始めているのか、今後の養蜂業は、など話し込んでいます。お米の販売に力を入れている学生は、パッケージデザインの説明やお米に込めた(彼の父の)想いを説明しています。
ラボに閉じこもっているだけでなく、こうして外に開いて他の方に触れることで、彼らの意識が変わっていくような気がしました。
また、深草キャンパスには、異動して今は他部署におられる過去に農学部の設立に関与した職員や、そうした経緯はなくても農学部を気にかけてくださる職員のかたがおられます。そうした方が産物を買いに来てくださいました。
農学部の学生が販売する姿を見ていただけるだけで、感謝したい気持ちになりました。
秋晴れの1日、楽しい時間でした。
次回は、11月11日、瀬田キャンパスと深草キャンパスで、出店者を増やしての同時開催です。
(古本)