2022年10月24日、瀬田キャンパスのGlobal Lounge & Kitchen (旧シアトルズベストコーヒー)にて、山口ゼミの中川くんの卒業研究の一環でフードドライブ啓発イベントを実施しました。
ゼミ生と2回生が手伝ってくれました |
フードドライブとは、家庭で余っていてまだ賞味期限に余裕のある食品を寄付する活動のことで、回収ポストはスーパーなどの事業所で目にすることができます。フードドライブ回収ポストに寄付された食品は、フードバンク事業者などが回収してその食品を必要とされているところに分配されます。
このコロナ禍では食品備蓄の必要性も高まっていて、なかなか寄付が集まらないのではないかと思っていたのですが、中川くんの調査によると、実は意外にもコロナ禍になってから食品の寄付は増えているのだそうです。しかし、フードバンク事業者の中にはマンパワーが足りなくてせっかく寄付された食品の回収がままならないケースもあるとのことで、学生ボランティアの力が求められているとのことでした。
中川くんが来場者にフードバンクの活動について説明しています |
イベントでは、賞味期限が迫っていてもう配布できないアルファ米を来場者にプレゼントして、フードドライブとフードバンクについて知ってもらい、ボランティアの呼びかけを行いました。一方で、フードドライブポストも設置したのですが、事前の周知不足か食品の寄付はあまり集まりませんでした。
設置したフードドライブポスト |
今回の活動は、環びわ湖大学・地域コンソーシアムの大学地域連携課題解決支援事業に採択されたプロジェクトの一環でもあります。このイベントを通して学んだことを、大学地域交流フェスタで活動報告したうえで、卒業論文にまとめてもらうことになります。その時の様子もまた投稿できればと考えています。乞うご期待!(山口)