食料農業システム学科:丹波篠山市で黒豆の収穫実習

中川ゼミの3年生3名が、10月19日に丹波篠山市にて、学外実習を行いました。

今回は、6月に実施した苗の定植の「成果」を見て、感じる機会ともなりました。以下、参加学生からのレポートです。


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今回は二つの作業を実施しました。

一つ目は、黒枝豆の収穫(引き抜き・脱莢・選別)です。


軽トラの荷台に積み込んでいます


選別していきます

動力脱莢機を使用してさやと枝を分離させる工程は、35×4回分を4人で分担しました。これを普段全部1人で行なっているとのことで、その作業の大変さが想像できました。


次に、近隣の黒枝豆畑に出かけ、コンバインによる収穫作業を見学させていただきました。

機械とは言え、人の手と目が必要です


共同作業の様子


手作業に比べ作業時間はかなり短いものの、茎が一般的なものより倍以上太い「丹波の黒豆」だからか、収穫し損ねた株も見られ、ロスの多さを感じました。中〜大規模で速さを重視する場合は、コンバインの使用が向いているかもしれませんが、1株でも無駄に出来ない小規模農家にとってコンバインでの作業は実は適していないことを教えてもらえました。

また、地域や品種によって機械の形状を変える必要があると想像すると、それも農業機械の高さや導入の難しさにつながっていると感じました。



最後に落花生の収穫を行わせていただき、お土産としていただきました。



収穫した落花生


中岡さんとの記念撮影

中川ゼミの篠山実習では毎回、村雲地区を拠点とするSATORU FARMの中岡聖さんにご協力いただいています。中岡さん、いつもありがとうございます。(中川)