応用昆虫学研究室学生の卒論と修論の研究内容が論文として公表

 応用昆虫学研究室修士課程を修了した鳥飼悠紀君と、修士課程2年阿南創君と卒業生辰巳智哉君が修論・卒論研究で取り組んだ内容が、関西病虫害研究会報第65巻に論文として公表されました。鳥飼君の論文は、「イネカメムシの水田での発生消長と卵巣の発育状態」と題し、水稲を加害するイネカメムシについて、水田を中心に野外での発生生態を明らかにしたものです。阿南君らの論文は、「クモヘリカメムシに寄生するヤドリバエの種と寄生率」と題し、イネカメムシと同じように水稲を加害するクモヘリカメムシについて、成虫に寄生するハエの種と寄生率を明らかにしたものです。

(応用昆虫学研究室 樋口)