「なかよし君」で仲良くなれたのか?:丹波篠山での実習

6月25日、食料農業システム学科・中川ゼミの3年生が、丹波篠山市村雲地区のSATORU FARM(代表 中岡聖さん)を訪れ、実習をおこないました。
 



まずは、黒豆の定植作業からスタートです。 二人一組となり、ハンドプランター「なかよし君」を使います。この作業、簡単なようでそうでもありません。

握力が必要なので、
終わった頃には腕全体が筋肉痛に・・・

作業が進むにつれ、息が合ってきます


丁寧に作業しすぎて作業が遅くなってしまったり、スピードに乗りすぎ雑になってしまったり。なかよし君を操作する人と、苗を入れていく人とが息を合わせなければ、作業はスムーズに進みません。

作業には性格が出ます


農業高校出身者の慣れた手つき!
教室では見られない姿です。


作業を終えたあとは、インタビューをさせてもらいました。
移住就農のきっかけや、篠山の魅力、農業をめぐる課題や工夫を中心を質問。
はじめてのインタビューということで、緊張したり、「メモに手間取り聞き逃してしまった」「質問時に話を広げられなかった」と悔やむ様子も・・・。

圃場の横でインタビュー


お昼時には、SATORU FARMさんで収穫したじゃがいもをいただきました。とてもおいしくて、あっという間に完食。

手作りの海苔塩やディップも
おいしかったです

帰り際には5種類ものじゃがいもを
持たせいただきました。


今後もグループ活動や卒業研究に向けて、フィールドワークの機会は何度もあります。
・農作業は、丁寧にやりつつもスムーズに
・質問の構成と流れを自分でも作っておく
・生徒同士だけではなく積極的に交流をする
といった反省点を活かし、意欲的に取り組んでいきたいです。

実習を通して、ゼミ生同士の距離は縮まったように思います。「なかよし君」のおかげかもしれません。次回は、収穫に訪れる予定です。

中岡さん、ありがとうございました。(中川)