本日は、生命科学科の3年生の学生を対象に、基礎演習2の科目の中で、キャリア講演会を開催しました。
研究室配属を前に、将来を少しイメージしたもらいたくて、教員の知り合いにお願いし、複数の講師に来ていただき、キャリア形成を話してもらいます。
本日は、永野先生の紹介でコルデバ・ジャパンの高橋さんに来ていただきました。
DuPontやDow Chemicalなどの合併でできた会社で、遺伝子組換え作物の安全性審査などの書類申請業務が仕事です。
日本ではどういう基準で安全性が検査されているのか、どういった法律で定められているのか、など、遺伝子組換え技術が、研究室から一歩外に出るためにどういうステップを踏まなければいけないかを教えてもらいました。
生命科学科の教員とも知り合いが多いようで、授業前には土岐先生や別役先生と懐かしそうに話していました。
私が30年ほど前に最初に面倒を見た学生と、今、会社で机を並べているらしく、懐かしい教え子の名前を耳にしたこと、彼の活躍する様子をうかがえたことが、何より嬉しかったです。色々と繋がるものですね。
とても熱い口調で遺伝子組換え植物種子の安全性確認への想いを学生たちに語ってくれました。専門知識を生かした将来像を垣間見ることができて、学生には確実に響いたと思います。
高橋さん、お越しくださりありがとうございました。
(古本)