第30回日本線虫学会大会に参加しました

 2023年9月6-7日、法政大学小金井キャンパスにおいて、2023年度第30回日本線虫学会大会が開催されました。応用線虫学研究室からは、大学院生、4年生、あわせて15名が参加しました。大会参加者は130名余り、浅水先生の研究室からも数名参加されていましたので、参加者の実に1割以上が龍大生ということになります。

 当研究室からは修士2年の岩瀬君が「線虫に対する鉄イオンと銅イオンの影響」に関するポスター発表を行いました。地味な研究でしたのでそれほど人は来ないかも…と思っていましたが、予想を超えてたくさんの人が聞きに来てくれました。発表時間の1時間を超えても質問が続き、岩瀬君はうれしい悲鳴を上げていました。その他、博士2年の鳴尾君が「イネネコブセンチュウの発育温度」に関する口頭発表を行いました。地道で根気強い実験が実を結んだ発表でした。

ポスター発表

 そして何といっても学会参加の楽しさは懇親会にあります。学会としても新型コロナ後4年ぶりの懇親会ということで気合が入り、学生さんの参加費は1,000円という破格の低料金でした。当研究室の学生はどうやら酒好きが多いようで、いつも酒瓶の周りに群がっていました。学生たちは他大学の学生、国や県の研究者達と活発に情報交換を行っていました。

懇親会

 学会に参加することによりグローバルな視点を学び、研究の進め方、発表の仕方についても大きな刺激を受けたことと思います。この経験を活かし、よりよい卒論・修論に仕上げてくれることを期待しています。(応用線虫学研究室 岩堀)