ニホンミツバチサークル

 昨年のこと、理工学部の新入生が大学内でニホンミツバチを飼養したいと学生部に問いかけ、ついてはサークルを新規に立ち上げました。そしてその部長依頼が私にありました。

大学での教員の仕事には、授業などの教育や実験研究、学部や学科の運営業務に加えて、こうした学生活動のサポートも含まれます。

たいした助言も出来なさそうなので、名目だけの部長になるかもよ、と前置きの上で引き受けました。どうやら2群を手に入れて、世話をしている様子です。

本日、今年の部長継続の依頼に学生がやってきました。

年始の挨拶がわりにお土産をいただき、そのパッケージが見慣れた広島のものだったので、突っ込んで話を聞くとおじいちゃんがニホンミツバチを広島の庄原でしているとのことでした。私の前職が広島大学で、広島にいたときに私自身、ニホンミツバチを飼養し始めたことを話しました。



こんなところにもご縁もあったのですね。

今は、巣箱作りの季節で、次の春の新群の入居を狙っているとのこと。部員も14名と増えましたと、嬉しそうでした。

(古本)