海外農業体験実習-タイ(前半)

今年(2025年)の海外農業体験実習(タイ)は8/279/4までカセサート大学(Kasetsart
University)で実施しました。参加学生は13名で、食料農業システム学科6名、農学科4
名、食品栄養学科2名、生命科学科1名でした。引率は中川千草先生とウェンダコーン(前半)、山崎英恵先生と塩尻先生(後半)が担当しました。

バンコクSuvarnabhumi空港に到着後、カセサート大学の農学部国際部担当のMonta Dunyacheewaさんが迎えに来てくださいました。宿泊先(KU Home)にチェックインして、みんなでキャンパス内にある夜間のみ営業している屋台コーナーで、タイ料理を晩御飯に食べて初日は終わりました。


2日目の午前中にカセサート大学農学部でウェルカムセレモニーがありました。農学部長のご挨拶の後、各教員のご紹介があり、その後、Natthapol ChittamartDept of Soil Science)先生による「タイの農業」に関する講義(英語)を受けました。美味しいお菓子もいただきながら、質疑応答も活発に行われ、その後KU Museum (Museum of Agricultural Culture)を見学しました。

カセサート大学へ出発


                  タイのお菓子
                   講演の様子






午後から、Talad-Thai Wholesale Marketに行き、熱帯の野菜や果物についての説明や輸入青果物の流通経路などの説明を受けながら、広いマーケットを見学しました。


                 ドリアンの試食
                 サラ(果物)
                   パパイア

                  パンダンリーフ

3日目はカセサート大学大学院生の案内で学内にあるRapee Sagarik Orchid gardenおよびDurian Research Plotを見学し、組織培養や果物の栽培などについて説明を受けました。午後から同大学のKamphaeng Saen Campusを訪問し、Animal Science学科で講義を受けました。帰る途中で、タイのお寺にも行きました。




4日目Ayuthaya地方に行き、タイの歴史や文化について説明を受けながら遺跡や寺院を見学しました。

5日目Amphawa地方にあるタイ伝統を保全し、国内および外国人観光客向けのエコツーリズムとしても推進されている Ampawa-Chaipattananurak Conservation Project の見学に行きました。施設内で、Foi thongというタイのお菓子作りを体験し、その後、施設内で栽培されている様々な植物、伝統的なココナツシュガーの製造工程・その加工品、養蜂(Stingless bee)などについて学びました。






その後、Umbrella Marketという線路沿いの市場へ行き、熱帯地方ならではの生鮮青果物やおみやげ物の販売状況、Maeklong stationにてマーケットを通り抜ける電車と販売者とのお互いの協力の様子を見ることができました。後半へ。
Wendakoon S.K.