生命科学科第5回球技大会「古本杯」が開催されました!

 生命科学科では、2021年から研究室対抗の球技大会を行っています。その時々の学科主任の名前を取って、第5回目となる今年は古本杯としての開催で、10月16日午後に体育館を借り切って開催しました。

開始前のルール説明

今年は、昨年度くじ引きで担当を引き当てた別役研4回生の運営で、種目はバレーボールとフットサルでした。学年や研究室の枠を超えて交流を広げることはもちろん、ちょうど3年生が分属してすぐのタイミングなので、各研究室ともに新3回生と仲良くなる機会でもあります。さらに教員も、応援はもちろん、プレーでも参加していて、急に寒くなった天候にも関わらず、体育館では熱い戦いが繰り広げられました。

熱い戦いの様子

球技大会では、学生も教員も、普段の研究室活動では見ることができない一面が見れてとても盛り上がります。今年はバレーボールとフットサルの総合成績(勝ち点)で順位が決まり、総合優勝は別役研でした。

(書いた人にしかわからない?)今年の結果

今年も大きな怪我をする人もなく、盛況のうちに無事に終了しました。準備段階から当日の運営までとても良くオーガナイズされていて、担当の別役研のみなさん、運営ご苦労様でした。そして終了後には、球技大会の戦いそのものよりも3回生が燃える(?)、来年度の担当くじ引きが行われ、見事、小野木研が来年度の担当を引き当てました!小野木研の人たち、来年度の企画運営、よろしくお願いしますね!最後に参加メンバー全員で記念撮影です。これだけ集まったら壮観ですね!

終了後の記念撮影

その夜、別役研では初優勝を祝って、優勝トロフィーの古本杯にネーム入れが行われました(噂では、この優勝で別役研のB4とM2の面々は無事卒業が決まったとか決まらないとか、、)。

別役研が涙した瞬間

古本杯に参加してくれたみなさん、どうもお疲れ様でした。気がつけばもう5回目が終わりましたが、別役研が永野研の3連覇超えに挑むのか、塩尻研の復権か、それともまた新しい優勝チームが現れるのか、また来年が楽しみです。そして古本杯が終わると各研究室の卒業研究や修士研究が佳境を迎えます。みなさん、こっちも頑張っていきましょう!


その後、筋肉痛で1週間苦しんだ別役)

ラオススタディツアー2025(その2)

食料農業システム学科では、食料農業システム実習B「ラオススタディツアー」を2025年8月24日から31日にかけて実施しました。2回生3名と3回生6名が東南アジアのラオス、ルアンパバーン県を訪問し、農業や食、地域の文化などについて見学や体験をしました。

8月27日と28日の2日間は、ルアンパバーン県北部のナムバーク郡まで自動車で移動し、水田稲作農村や郡部の朝市を見学したり、アグリツーリズムを実践する農家体験施設で宿泊や工芸を体験したりしました。

村の中を散策して、農業や工芸、生活の様子を観察します。

     植林したパラゴムノキから天然ゴムを採取しています。重要な換金作物です。

           村に生えている植物をつかって草木染を体験。
ハンカチを好きな色に染めます。

糸車を使って木綿糸を手で紡ぐ体験。
村の職人さんたちが指導してくれます。

好きな色の木綿糸を選んで、木綿布を織る体験。最初は難しくてもだんだん慣れていきます。

 この他にも、村で採れた食材を使って自分たちで夕食を調理してみたり、伝統的な木造高床家屋に泊まったりと、農村ならではの経験をたのしみました。伝統的な農業や食のあり方とアグリツーリズムの新たな取り組み、その両方について理解を深めることができました。

 その3に続く(落合、竹歳)


 







京都・花山天文台を見学しました

生命科学科と農学科で開講している地学実験の授業で、京都大学の附属施設である花山(かざん)天文台を、昨年に続き今年も見学させていただきました。花山天文台は大学天文台として国内で二番目に古い歴史があり、特に太陽系天体の観測的研究で世界水準の成果をあげられています。また、設立当初から一般市民への天文教育の普及活動も盛んで、アマチュア天文学の聖地とも呼ばれています。当日は前天文台長の柴田先生をはじめ、研究職の方々が施設を丁寧に案内してくださり、見学時間中に(運良く!)観測された太陽フレアのデータや、太陽の分光スペクトル観測望遠鏡、迫力ある45cmの屈折赤道儀(著名人のサインもあります)など、大変興味深く見聞きしました。

天文分野は理科教育においても重要な位置づけのため、理科の教職課程を受講している学生らにとって貴重な体験学習となりました。今回得られた知識は、今後の授業でおこなう天体観測実習でも活かされることと思います。花山天文台の皆さま、お忙しい所ありがとうございました。(中田)




ラオススタディツアー2025(その1)

食料農業システム学科では、食料農業システム実習B「ラオススタディツアー」を2025年8月24日から31日にかけて実施しました。2回生3名と3回生6名が東南アジアのラオス、ルアンパバーン県を訪問し、農業や食、地域の文化などについて見学や体験をしました。

8月25日、バンコクを経由して、古都ルアンパバーンに到着。世界遺産の街を散策したあと、王宮博物館を見学し、ランサーン王国の歴史や文化について学びました。


8月26日午前、博物館Traditional Arts and Ethnology Centre (TAEC)を訪問。フタッフの解説を聞きながら、ラオスの多様な民族集団の生活道具や衣服などの資料を観察しました。


TAECのミュージアムショップでは、農家の職人たちの活動やハンディクラフトのフェアトレードについて学びました。ラオスの多言語多民族社会や農村での工芸などについて基礎的な知識を得ることができました。


8月26日午後、Lao Buffalo Dairy(スイギュウ牧場)を訪問。ラオス北部の農家でのスイギュウ飼育をめぐる現状や課題についてスタッフの説明をうける学生たち。


スイギュウのブラッシングやえさやり、仔牛のミルクやりにも挑戦しました。いちばんむつかしいのが乳搾りでした。

最後に、スイギュウのミルクを使ったアイスクリームやケーキを試食し、その味を自分の舌でたしかめました。ラオス北部の畜産やアグリツーリズムついて、理解を深めることができた訪問でした。

その2に続く(落合、竹歳)