資源生物科学実習のひとコマ
6月29日(木)と30日(金)は、名古屋から馬場真里先生を非常勤講師としてお招きし、ダイズ根粒のパラフィン切片作成と顕微鏡観察を行いました。鋭い刃の付いたミクロトームを扱い、スライドグラスに並べた切片を有機溶媒などで処理して染色すると、植物・微生物共生の世界が顕微鏡下に広がりました。おかげ様で、怪我人も失敗する班もなく、完璧な出来でした。
農学部1期生の就職活動が迫ってきました。今回の体験は、病理検査機関などを目指す人たちにとって得がたいものとなるでしょう。先日の草刈り実習も、農業は元より造園業や清掃業に携わる人たちを念頭においています。教員もスタッフも一所懸命です。
text & photos: Shingo Hata