2018年6月26日、食の循環実習Ⅱ「食と地域おこし」では、飯尾醸造五代目当主飯尾彰浩さんのご講演をお聞きしました。
宮津市にある飯尾醸造では、無農薬栽培の米を原料にしたお酢の製造販売を基盤にしながら、新たな商品を提案する、同じ経営理念を持った他社と協働する、飲食店を開業して地域社会に貢献するなど幅広い活動を展開しています。
飯尾さんは、地方のお酢屋さんがどのように「弱者の戦略」を進めてきたのかについて、豊富なデータや資料をもとにプレゼンテーションするとともに、大学生のキャリアづくりのあり方についても、ご自身の経験を踏まえながら説明してくださいました。
受講生の関心は多岐にわたっており、講演終了後には質問がつぎつぎに出されていました。講義終了後の交流会には学生4名が参加して、さらにお話をお伺いしました。(落合)