カメムシ調査報告会を開催しました

応用昆虫学研究室では、2019年2月5日(火)午後に本年度の研究成果発表会を開催しました。
研究室では、2016年から近江舞子と石居の水田をお借りして、イネを加害する斑点米カメムシ類の調査を行っています。
調査に協力いただいている農家の方や、JRレーク大津、県普及課・病害虫防除所の方に集まっていただき、4年生が卒業研究の内容を報告しました。
報告は、水田での斑点米カメムシ類の発生消長、年間の世代数、越冬成虫の産卵能力、天敵としての卵寄生蜂、滋賀県のカメムシ類生息マップと、盛りだくさんの内容になりました。
斑点米カメムシ類の防除時期、畦畔雑草の管理方法、天敵の能力を発揮させるには等々、かなり農業現場を意識した質問がだされました。3年生の研究課題につながる意見交換もでき、有意義な時間を過ごすことができました。(樋口)