資源生物科学科応用昆虫学研究室第1期生の卒論研究の内容が、関西病害虫研究会報に掲載され公表されました。原著論文「ホソハリカメムシ越冬後成虫の生存日数と産卵能力(礒見・野中・山内・樋口)」と短報「滋賀県におけるホソハリカメムシの年間世代数(川東・中川・二軒谷・樋口)」の2報で、イネに斑点米被害を引き起こすホソハリカメムシについて、越冬終了直後の成虫の生存日数と産卵能力、滋賀県における世代数について調査した結果をまとめたものです。これらの研究内容を引く次ぐかたちで、4年生も研究に取り組んでいます。さらに興味あるデータが揃いつつありますので、研究の今後の展開が非常に楽しみです。(樋口)