タイで「海外農業体験実習」を行いました(前半)

2019年8月27日から9月4日にかけて、タイで海外農業体験実習を実施しました。

実習1日目は、カセサート大学 (KU) 農学部でのオープニングセレモニーから始まりました。緊張の面持ちでの自己紹介の後、Donludee先生にKUの紹介、タイの農業や文化についての講義をしていただきました。こちらからは米森先生が龍大農学部の紹介、日本の果実生産についての講義をおこないました。KUからも数名の学生さんが参加されており、龍大の参加者とともに熱心に聞き入っていました。

ランチの後は、Pat先生によるラン () についての講義でした。”Father of Thai orchid” と呼ばれる故Rapee教授の功績を学びました。日本ではお目にかかれないフレッシュなマンゴスチンをごちそうになり、みな大喜びでした。

次は、Department of Home Economicsでの調理実習です。色鮮やかなカオニャオ・マムアン (Sticky rice with mango)サンカヤーファックトーン (カボチャプリン) を作りました。どちらも伝統的なお菓子です。スタッフのみなさんには準備を含め、たいへんお世話になりました。学生さんたちも打ち解けてきました。







2日目はPak Chongにバスで2時間ほどかけて移動し、まず熱帯果樹のResearch Stationに行きました。バナナ、マンゴー、パパイヤ、アボカド、ドリアンの遺伝資源について講義を受け、広大なフィールドで実際に栽培されているのを見学しました。



昼食後は、Thai-Denmark Milk Land (官営の牛乳工場と、酪農牧場を見学しました。タイミルクを課題としているグループは熱心に質問していました。その晩は、National Corn and Sorghum Research Centerの寮に宿泊しました。学生さんたちは遅くまで盛り上がっていたようです。




3日目は、National Corn and Sorghum Research Centerでの講義からスタートです。朝降っていた雨が上がり、フィールドの見学も無事にできました。こちらも広大でした。非売品のコーンアイスクリームや限定販売のコーンミルクに大喜びでした。




午後はバンコクに移動し、アジア最大の卸売市場であるTalaad Thai Marketを見学しました。とても密度の濃い3日間でした、これも、講義や説明をしてくださった先生や同行してくださったスタッフの方々のおかげです。ありがとうございました(浅水、田辺、米森)。 <後半につづく>



x