斑点米カメムシに関する調査報告会

 2020年2月14日午後、瀬田キャンパスにおいて斑点米カメムシに関する調査報告会を開催しました。応用昆虫学研究室では2016年から湖西の近江舞子と湖南の石居の農家水田をお借りし、コメに斑点米被害を引き起こすカメムシ類の調査をしています。そこで、日ごろお世話になっている農家の方々、農業協同組合や府県試験研究機関の方々に集まっていただき一年間の調査結果の報告会を開催しています。せっかくの機会ですので、最初にレーク大津農協の田中章吾氏に「スマート農業-ドローン活用の現状について」と題して、滋賀県で展開されているドローンを使った農業技術の紹介をしていただきました。最新技術の紹介であり、ドローンの運転資格、環境への影響、病害虫対策などについて沢山の質問があり、研究室所属の学生達も興味を引かれた様子でした。続いて、4年生が卒業研究の内容を紹介しました。色々と質問がだされ、答えられないことも多々ありましたが、今後の研究の展開に参考となる意見も多く、樋口としてはとても参考になりました。(樋口)