近年、琵琶湖の水草が過剰に繁茂し、船の航行を妨害するだけでなく、琵琶湖の環境を著しく悪化させています。私達は、この水草を有機肥料として有効利用することを目的とし、食料農業システム学科と社会学部の教員・学生と共同研究を行っています。その一環として、8月6日(木)に、北山田漁港で水揚げした直後の水草を、研究試料として提供していただきました。
ひっきりなしに漁船で運ばれてくる水草が、あっという間に山のように積み上がっていく様子を目の当たりにし、水草問題の深刻さを改めて実感しました。
私達は、この水草をゴミにするのではなく、資源として農地に戻すことによって、循環型社会の構築に貢献したいと考えています。(玉井)
漁船で運んできた水草をクレーンで吊り上げます |
あっという間に水草の山が |
学生が水草をいただいています |