入門ゼミで講演会を開催

 入門ゼミ3・6・7・8組では、4月30日の授業で、講演会を開催しました。講演者はバイエルクロップサイエンスの技術顧問山下賢一氏で、会社の紹介からはじまり、農薬の開発については、農薬登録の手続き、農薬登録に必要な安全性試験のやり方、安全性評価の基準としての一日摂取許容量(ADI)などについて、説明が行われました。また、水田除草を例にして、除草剤が農作業時間の低減にはたす役割などが分かりやすく紹介されました。ドローンを使った薬剤散布、AIによる病害予測など最新のデジタル農業についても紹介がありました。

学生からは、無農薬での農作物栽培の難しさ、農薬のはたしている役割がよく分かったとの意見がありました。学生の興味を引いたのは、ドローンやAIによるデジタル農業です。このような農薬メーカーに就職したいが、どのようなことを勉強すればいいのかという質問もありました。



(応用昆虫学研究室 樋口)