7月27日、応用昆虫学研究室の大学院生(M2)の鳥飼君が圃場で育てたスイカを振舞ってくれました。“夏武輝(カブキ)”という品種で平均重量は6~8kgの大玉の品種です。食の循環実習ではフリーパートとして与えられた畝で各班が自由に作物を育てており、作ったものを持ち帰ることが出来ます。今回のスイカはそのお手本の一つとして栽培していたものだそうです。
収穫できた個体は8.8kgと平均を超える大きさで、糖度も12.3%と十分高く、鳥飼君によると「若干空洞ができたものの良い出来です」とのことでした。栽培の過程では、幼苗期の徹底したウリハムシ対策や、雑草の刈り取り、摘果作業・・・そして最後は防護柵による獣害予防など徹底した管理をしたそうで、これはもう十分な見本になったのではないでしょうか。
肝心の味は、甘くて触感も良く、何よりみずみずしく果汁がこぼれるほどで、この品種の特性ですが、果肉も鮮やかな赤色で見た目もきれいでした。大玉であったこともあり、たくさんの人に振舞われ大人気でした。鳥飼君ありがとうございました!