資源生物科学科(2023年から農学科)を志望する皆さんへ⑳~ミシガン州立大学の植物園の魅力~

 近年、ガーデニングを趣味でやっている方も多いと思いますが、皆さんは「植物園」に行くのは好きですか?植物園は、植物のことがよくわからなくても、花や観葉植物などをみて、楽しい時間を過ごせる場所ではないでしょうか~。今日は海外の大学内にある植物園(Horticulture Gardens)を紹介します。

 今年、私はアメリカのミシガン州立大学(MSU)園芸学科(Horticulture)で研究をしていましたが、そのキャンパス内に素晴らしい植物園(Horticulture Gardens)がありました。広さは、14 acres (1 acre = 4046.87平方メートル)で、無料で一般公開されています。土日には多くの観光客が訪れ、にぎわっています。私の研究室がある建物の横にありましたので、毎日綺麗なお花を見ながら出勤していて、気分転換にガーデンに出てのんびりすることもあって、大変気に入りの場所でした。

ガーデンの一角には、Liberty Hyde Bailey氏の彫像があります。MSU卒業したベイリー氏は数年後アメリカ初の園芸学科をMSUで設立し、学科長を務めていて、「アメリカ園芸の父」と呼ばれるほど、園芸分野に貢献した方です。


ガーデンの中には、多年生、1年生植物やバラ園、スイレンの池、こども用ガーデン、噴水、その他の様々な花が植えられていて、日々植物を楽しめるようになっています。また、ガーデンツアーもあって、見物者らによる花壇の人気投票も行っています。花だけではなく、園芸作物である果樹、リンゴも育てています。この栽培方法はEspalier垣根)といい、枝をフレームに結び付けて育てます。

このように、花や果物など楽しめるHorticulture GardensMSU-園芸学科の魅力の一つだと思います。






          



                (収穫後生理学研究室-ウェンダコーン S.K.)