カメムシ研究会で応用昆虫学研究室修士2年の阿南君が発表

2023年3月30日、カメムシ研究会がオンラインで開催されました。「カメムシ類等難防除害虫の発生状況と防除対策に関する研究会」で、毎年1回、大学、公立試験研究機関、独立行政法人などの研究者が集まり情報交換をするもので、今回も86人が集まりました。基礎的な生態から防除に関するものまで15題の発表がありました。阿南君は、現在取り組んでいる「クモヘリカメムシの天敵ヤドリバエの種と寄生率の推移」について発表しました。ヤドリバエのクモヘリカメムシへの産卵部位、クモヘリカメムシ幼虫に対する寄生の有無、クモヘリカメムシの生息場所と寄生率の関係など、沢山の質問があり、今後の研究について有用な情報を得ることができました。 
(応用昆虫学研究室 樋口)