海外農業体験実習(ハワイ)4日目 パパイヤ選果場とUSDA見学、アンスリウム畑




 本日は、朝早くにパパイヤの選果場へ向かいました。

社長の青木さんから、輸出のためにはパパイヤ表面にいるかもしれないハエの卵などを処理する必要があり、温熱処理で対応すること、そのための装置・工場の見学をさせていただきました。


集荷、選果、パッケージなどを虫がいない環境ですませます。検査の厳しさについては日本への輸出とカナダ・アメリカ本土への輸出などに違いがあるそうです。


その後、アメリカ合衆国の農水省の研究所(USDA)に移動しました。そこで、John Suzuki博士とRoxane Meyer博士に講演いただきました。それぞれ、遺伝子組み換えパパイヤの開発について、とハワイの線虫害について、です。



続いて、Green Point Nurseryにいき、アンスリウムの生産と集荷・配送の様子を見学しました。説明くださったのは3代目の若社長。



そして、パパイヤ圃場に行き、ダイヤモンドパパイヤ生産会社の市丸さんから説明を受けました。GMOとnon-GMOのパパイヤをうまく育てていること、パパイヤは植えてから半年て花が咲き始めること、開花から収穫までの時間が読めるので、栽培面積と収入が計算しやすいことなどの説明を受けました。
茎から直接花が咲く、変わった植物です。
最後に、青木さんにパパイヤを切ってもらって、みんなで食べました。柔らかいものと固さのあるものを食べ分けましたが、どちらもとても甘いパパイヤで、後者の方が香りが強く私は好きです。

(古本)