今日の午前中は学生さんたちは午後のプレゼンのための準備で忙しい。ほぼ、徹夜とか。
教員の私は久しぶりにゆっくりと起きて、ホテル周りを散策し、素敵な時間を過ごしました。
昼食後、いよいよUSDAでの発表のために、ホテルを出発します。
RoxanaとJohnの出迎えを受けて、2チームがプレゼンテーションを行いました。
英語で初めてのプレゼンテーション。決して上手とは言えませんが、彼らなりに頑張ったと思います。聴衆からはいくつか質問も出て、それぞれに一生懸命答えていました。
しかし、今時といえばそうかもしれませんが、携帯を覗いてのプレゼンはいただけません。英語に翻訳するソフトが携帯にインストールされているための現象です。
ぜひ次回、どこかでプレゼンをするときは、聴衆を意識して、聴衆に向かって、画面を隠さないように、スマホを見ないで、プレゼンをして欲しいです。
かくいう私も、生まれて初めての英語でのプレゼンはどうだったかというと、そう満足できるものではありませんでした。今回の参加者にも、これを糧にもっともっと、トレーニングして欲しいです。
Meyer博士の案内で、研究所内を回りました。
この研究所は、設立に際し基金を提供したDaniel K Inoueという方の意思を継いで、実学重視なのだそうです。コーヒー害を引き起こす甲虫やさび病菌の研究、収穫したレモンの保存方法の研究、線虫の研究などを見せていただき、自由にそれぞれの面白さを語る姿を拝見させていただきました。
最後は、welcomeパーティ。
パパイヤ選果工場の青木さんのお世話で、たくさんお肉をいただきました。こちらのBBQはとにかく大きな肉を焼き、切り分けるスタイルです。この方がジューシーに焼けますね。
これにて全てのプログラムが終わりました。
彼らにどういった印象が残ったのか、帰国後の最終発表会を楽しみにしています。
最後に、お世話になりました、ヒロ別院の高橋さん以下皆様、青木さん、市丸さん、John、Roxana、村松さん、パホアの日系人協会の皆様、内田農園の皆様、UCCの三木さん、小林さん、そしてハワイの植生をたくさん説明いただいた長谷川さんに、深く感謝いたします。この全ての行程を手配いただいたメノアさんにも深く感謝いたします。
皆さんの暖かさを学生たちはきっと受け止めたに違いありません。何よりの体験だったと思います。
(古本)