トマトの種まき

 資源生物科学実習Bの私の担当回では,例年,DNAマーカーによる単為結果性トマトの判別実験を行っています。これまで判別した植物体はそのままゴミ箱に捨てられていましたが,今年の実習からラボラトリー専門助手や農場専門技術助手の先生方にご協力頂き,単為結果性を判別したトマトを牧農場で栽培することになりました。

実習中にトマト果実の収穫までしようとすると5月上旬には定植する必要があります。そうすると苗の移植は4月上・中旬で,播種は3月上旬ということになります。そんな訳で,本日,128穴セルトレイ,3枚分(384粒)の播種を行いました。部屋で1人黙々と種を播いているとほんの少しのやるせない感があります。来年の資源生物科学実習Bの受講生で種まきしてみたい人がいればぜひ手を挙げてください。

実習で使用するトマトの種

竹ぐしのお尻に種をつける

種を播く

指で土をかぶせる

乾燥を防ぐために新聞紙をかぶせて発芽まで静置

野菜園芸学研究室(滝澤)