トマトの定植実習

 59日に遺伝子型調査を行ったトマトを定植しました。雨が降りませんようにと毎日、お祈りしたおかげか、当日はきれいに晴れました。私は実習のことで頭がいっぱいで気づきませんでしたが、目が覚めるほどきれいな青空だったんですね。気温もそれほど高くなく、まさに実習日和でした。

きれいな青空

さて、実習日和と書きましたが牧農場の圃場は作物学研究室の大門先生が大好きな水田転換畑です。当日晴れていても、数日前に雨が降ると土が水を含んでしまって圃場作業はできません。本当は畝立て、整地、マルチ張り、定植の予定でしたが、今年は残念ながらマルチの手直しだけです。基本的に圃場での作業の決定権は教員ではなくお天道様が握っています。

マルチの手直し

各班、単為結果性遺伝子pat-kの遺伝子型が野生型ホモ(非単為結果性)と変異型ホモ(単為結果性)の植物体をそれぞれ3個体(ヘテロ6個体も)定植しました。これからそれぞれの植物体で花の形態、果実の成熟日数や収量を調査して、pat-kの導入がこれらの特性にどのような影響を及ぼすか調査していきます。収穫は予定より少し遅れて,6月の終わりくらいからになりそうです。


(滝澤)