海外農業体験実習 ハワイ 6日目

6日目はまず本派本願寺ヒロ別院で日曜礼拝に参加しました。

ハワイ島は日系移民の方々が多く、特に一世の方々は大変苦労されたと聞きます。彼らの心の拠り所として浄土真宗が深く根付いています。ハワイで浄土真宗の開教が始まったのが1889年。ヒロ別院はその年に創建された寺院の一つで、今日まで多くの日系移民の方々によって大切に護持されてきました。

ヒロ別院の代表(輪番)高橋さんは龍谷大学文学部の卒業生で、今年も笑顔で我々を迎えてくださいました。日本では全くお寺にお参りしない私が、ハワイで毎年のように礼拝しているのはおかしな話です。

ヒロ別院の参拝を済ませた後、ファーマーズマーケットとビッグアイランドキャンディーズに立ち寄ってお土産などを物色しました。古本先生は、この後で訪れるパホアの日本人墓地にお供えするお花を買われていました。

午後、パホアの日本人墓地の参拝を行いました。

この墓地は1900年ごろ広島や熊本などから移住した人々により開設されました。ところが2014年のキラウェア火山活動による溶岩流によって墓地のかなりの部分が溶岩に飲み込まれてしまいました。奇跡的に埋没を逃れた墓石が、今は冷え固まった溶岩流の間に立っているのを見ると心が絞めつけられる思いです。

お墓参りの後は日系移民三世の佐東さん宅にお呼ばれされ、昼食をごちそうになりました。学生達も日本語がある程度話せる方と日本語と英語交じりの会話で和んでいました。

佐東さん宅を後にし、プナ本願寺に向かいました。こちらもヒロ別院に負けないくらいに大きなお寺です。代表の富岡さんもまた龍谷大学国際文化学部のご出身で、非常に親身にご対応していただきました。

広い境内にはインドボダイジュ(お釈迦様がその樹の下で悟りを開いた)の大木があり、近くで見ると圧倒されました。先日、瀬田キャンパスにもインドボダイジュがやってきましたが、こちらは鉢植えで1mほど。プナ本願寺のサイズになるのはいつの日のことでしょうか。

ハワイ実習はこれですべてのプログラムを終えました。途中、少々熱が出てしまい、アクティビティに参加できない日もあった学生もいましたが、最後は全員元気にヒロ空港から帰国することができました。

ハワイ島でのプログラムにご協力いただいた関係者の皆様のご尽力で今年も充実した実習を行うことができました。この場を借りて深く御礼申し上げます。(岩堀)