農学科(2023年4月より資源生物科学科から名称変更)を志望する皆さんへ㉛ ~作物の病害を土壌の立場から診る~

 同じ作物を長期間同じ畑で育てていると連作障害のひとつである「土壌病害」が発生することがあります.土壌学研究室では,土壌病害のフザリウム病を化学分析の視点で調査しています.フザリウム病は糸状菌が引き起こす病気で,作物の細胞壁にあるペクチンを分解して作物の中に侵入します.このときに,菌が土壌中に出すペクチン分解酵素を測定し病気をキャッチしようという試みです.私たちは,土壌診断の1つとして,簡単な分析でフザリウム病にかかりやすい土壌を見つけることを目標にしています.(土壌学研究室 森泉)


「ペクチン分解活性を滴定装置で測定中です」



「研究結果の一部を龍谷大REC「新春技術講演会」でポスター発表しました.」




修士論文報告会を開催しました(地域社会農学モデル)

 2023年2月2日

修士論文報告会を開催しました。二年間の研究成果の集大成です。三名の修士課程2回生は緊張しながらもしっかりとした報告をしてくれました。



報告タイトルは以下のとおりです。

・農畜産物の規格と経営対応

・都市農業における担い手としての自給的農家に関する研究

・中国内モンゴル自治区における肉牛繁殖経営農家の技術効率性

いずれも興味深く、今後の展開が期待できる内容でした。




先生方から厳しい質問が寄せられましたが、それにも的確に応対していました。


お三方、どうもご苦労様でした。


(大学院担当:香川)




「植物の行動生態学-感じて、伝えて、記憶し、応答する植物たち-」出版について

 塩尻が第4章を執筆した著書「植物の行動生態学-感じて、伝えて、記憶し、応答する植物たち-」(文一総合出版)が出版されました。

第4章は「植物間コミュニケーション:植物の匂いを介した情報伝達」です。

数名の科学者たちで「植物はどのようにこの世界を認識しているのか?」「その時植物たちはどのようにふるまうのか?」といった植物の環境応答研究の最前線を初学者向けにまとめあげたものです。

自分で言うのもなんですが、どの章も、とても読みやすく、且つ、『こういうことを観察や実験して分かったことで、次にこういう仮説をたてて実験していったのか。』っていう研究の筋道が見えてくるような書き方になっています。

春休み中に読む本の一冊にしてみてはどうでしょう。

https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-12085.html


内容を紹介しておきます。

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植物がどのような生きものなのか、本当にご存知だろうか?


一度芽生えたらその場所から動けない植物たち。じっと耐えているのかと思いきや、周りの環境に応じて芽生えのタイミングを調節したり、周囲の植物と情報をやり取りして協力していたり……。

近年、植物たちの知られざる一面が次々と明らかにされてきています。本書は、新進気鋭の科学者たちが「植物はどのようにこの世界を認識しているのか?」「その時植物たちはどのようにふるまうのか?」といった植物の環境応答研究の最前線を初学者向けにまとめあげた渾身の一冊です。科学者らが植物に抱いた素朴な疑問やそれを解き明かすための巧みな実験方法など、研究の様子が垣間見ることができるのも本書の特徴です。

これから研究を始めようとしている学生はもちろんのこと、植物に興味を持っている様々な人にぜひとも手に取っていただきたい一冊となりました。「探求」の課題や自由研究のヒントにも。


隣の個体と協力するか競争するか。その決め手は血縁度?

つる植物は巻き付く相手を選んでいる!?

匂いは植物の共通言語?

植物の「目」と「脳」はどこにある?

植物体内の情報伝達のしくみは?

植物にも忘れられないことがある?

この本を読めばきっと植物を見る目が変わるはず!

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塩尻


卒論発表会(植物生命科学科 *2023年度より生命科学科)

   【植物生命科学科は2023年度より生命科学科に名称変更されます】

 4回生の特別研究(卒業研究)は、卒論発表会で集大成を迎えます。年末に卒業論文要旨を提出し、ほぼ一ヶ月の期間を空けて1月19日に卒論発表会が行われました。昨年度まではコロナ禍ということもあって、苦慮の末、オンライン発表会でしたが、今年度はwithコロナに向けて、感染対策を検討した上でのポスター発表という形式で卒論発表会を行いました。コロナ前は4回生と教員でポスター発表を行っていましたが、ようやくその形に戻ることができました。

発表会の様子

 感染対策の結果、体育館で窓を開けての開催となりましたが、参加者はそれぞれ防寒対策をして来て、寒さ対策はバッチリです。ポスター番号偶数・奇数に分かれて、それぞれ1時間ごとの質疑応答を行いました。

 

 今の4回生は2回生時からコロナ禍対応となり、このように人前で発表する場はなかなかなかったかと思いますが、それぞれ立派に発表し、質疑応答を行なっていました。まるで、彼らが社会人になって自社製品の宣伝・売り込みをしているような(?)、そんな自信と責任に溢れた良い発表をしていたと思います。3回生時の研究室配属直後は、授業と実際のゼミでの研究活動とのギャップに大変な思いをしていた学生さんも多かったですが、みんな大きく成長しましたね。


 発表会には、研究室に配属されたばかりの3回生に加え、授業の一環として2回生にも参加してもらいました。最初は4回生同士の質疑応答の場になかなか入っていけないようでしたが、30分もしないうちに2、3回生が4回生の発表に質問している様子も見られました。3回生は来年、自分たちが目指す姿をイメージできたでしょうか?2回生は興味ある研究室を見つけることができたでしょうか?オンラインではなく、直接の対面形式だったからこそ、参加者一同、得られるものも大きかったと思います。対面開催に尽力してくださった浅水先生はじめ関係者の皆さま、どうもありがとうございました。

講評の様子

最後に学科教員数名から、講評を頂いて終了です。それぞれ言い方は違いますが、どの教員からも4回生の堂々とした発表やこれまでの頑張りに高評価の講評が述べられていました。4回生の皆さん、この特別研究の経験を、それぞれの将来の進路でぜひ生かしてくださいね。

今年度の卒業研究要旨集

 次に4回生が一堂に会するのは卒業式です。皆さんの晴れの姿を教員一堂楽しみにしています。

(別役)





キャリアイベントを開催しました

 2023年1月18日

食料農業システム学科恒例のキャリアイベントを開催しました。


これから就職活動を行う学部三回生が先輩四回生から就活の心得や業界ごとの就活情報を聞かせていただくイベントです。


就活の生の情報は先輩から教えていただくのが一番です。三回生は積極的に様々な質問をし、四回生は的確に答えてくれました。


よいイベントになったと思います。

協力して下さった四回生の皆さん、本当にありがとうございました。


(学科キャリア委員:香川)