研究室4年生が学会に参加しました(樋口ゼミ)

鹿児島大学で3月25日から開催された日本応用動物昆虫学会に、樋口研究室の4年生3名、川東君、谷口君、山内君が参加してきました。
シンポジウム「土着天敵の実用的利用を考える」では、農業現場での天敵利用について、自分なりに考えてみる機会が得られたようです。
また、京都府で問題となっている国内で報告事例のないスカシバ、カメムシの光選好性、天敵寄生蜂、昆虫の休眠条件など、色々な発表に興味をひかれたようですが、同時に内容が十分に理解できず、昆虫に対する知識の不足も感じたようです。
論文でしか名前を知らなかった研究者の発表を直接聞くことができ、また、発表内容だけでなく、パワーポイントの作り方や発表方法なども勉強になったと思います。
この貴重な体験を、卒論発表や卒論の作成に活かしてくれることを大いに期待しています。(樋口)



ゼミ活動が記事になりました

4月11日発売の『農業と経済』5月号の106~107ページに、山口ゼミでこれまで卸売市場について学んできたことをまとめた記事が掲載されました。

この記事は、『農業と経済』誌をグループでどのように読んだかを誌上で発表する「こう読みました!『農業と経済』」という企画に参加させてもらったもので、ゼミ生が議論を取りまとめて記事を執筆しました。


企画の中で、山口ゼミでは2017年11月号の卸売市場特集をとりあげて議論しました。われわれが学んでいる瀬田キャンパスの隣には大津市公設地方卸売市場があり、これまでもたびたび卸売市場が果たしている役割について市場関係者の方々にご講演いただいています(過去記事1、過去記事2、過去記事3)。いま開かれている国会では卸売市場法の改正も予定されていて、中央卸売市場の規制緩和の議論などが進んでいます。こうした時期に、あらためて卸売市場の役割とその変化について学び、これからの卸売市場のあり方について考える機会を持つことができたのは貴重でした。


議論の様子


記事では、卸売市場のブランド化はできないか、そのブランド力の源泉は何かなど、まだまだ力不足ながらも学生らしい発想でこれからの卸売市場を展望しています。ぜひ一度手に取ってお読みいただければ幸いです(龍谷大学瀬田図書館にも収蔵されています!)

(山口)

ドイツで大学の農場を訪問

3月29日、ドイツ出張の途中でカッセル大学の農場に立ち寄りました。
農場は国有のものを大学が借り受けて運営する形をとっていますが、ひとつの経営体として自立しており独立採算となっています。特徴的なのは、有機農業を行っており、「Bioland」と「Naturland」という二つの有機農業の生産者団体に加盟しています(複数の団体に加盟するのは珍しいです)。
畑地220ha、永年草地40ha、試験用圃場30haという大規模な農場で、牧草80ha、穀物65ha、馬鈴薯30ha、人参30ha、飼料用コーン15haを栽培しており、180頭の乳牛、700羽の鶏を飼養しています。
敷地内には直売所もあり、来客が途切れることなく繁盛しているようです。
大学の農場として、学生の実習、試験研究、普及の場という役割を果たしながら、ひとつの農業経営体として利益を出しています。日本の大学の付属農場とは異なった運営のあり方が新鮮でした。(淡路)

*ドイツの有機農業については、このブログ(資源生物科学科)の2017年10月4日の「ドイツのBio農業」をみてください。


農場の看板がある農機具庫
1階は直売所、2階はセミナールーム
牛舎内

「農」の六次産業化シンポジウムに参加しました

3月18日(日)に深草キャンパス和顔館で、NPO法人日本都市農村交流ネットワーク協会の主催する「農」の六次産業化シンポジウムが開催されました。テーマは「若者が夢を持てる農業とは」。NPO法人農楽マッチ勉強会とのコラボ企画でした。

シンポジウムでは、若手農業者4人の実践報告があり、参加者との活発な質疑応答がなされました。食料農業システム学科の坂梨講師が司会を務めたほか、同学科3回生の田中成君が、「六次産業化の実状―学生団体での体験から―」と題して、守山市の開発営農組合・JAおうみ富士と学生グループとの取り組み体験を報告しました。

若手農業者の方たちの活気あふれる、また高い目標を持った実践報告を聞いて大変刺激になったとともに、「若者が夢を持てる農業」とは何か、あらためて考えさせられる機会となりました。(竹歳)





カメムシの研究会が龍谷大学で開催されました(樋口ゼミ)

3月1日~2日、カメムシに関する研究会が龍谷大学で開催されました。

この研究会は、所属機関に関係なく、カメムシ類を研究対象にしている研究者が集まり、研究成果を発表し意見交換をするというもので、年に1回開催されています。
大学、農林水産省、独立行政法人、公立試験研究機関、JAなどから35名が集まりました。

樋口研究室の学生も、水稲に斑点米被害を引き起こすカメムシ類について、「滋賀県のカメムシ類の生息地図」、「ホソハリカメムシ越冬後成虫の飼育条件下での生存日数」、「ホソハリカメムシの卵寄生蜂の種類」と題して発表を行いました。

出席者の皆様から沢山の質問や意見をいただき、また、懇親会でも色々とお話を聞くことができ、今後卒論研究を進めまとめていく参考になったと思います。


photo & text: Hiroya Higuchi