ハワイ事前学習の様子が、Food Evolution Fan siteで紹介されました

夏の海外農業体験実習(ハワイ)では、ハワイ島に行く前に、事前学習を行い、ハワイでの学びが充実するよう、工夫をしています。

その一環で、6月1日には、2本のDVDを視聴しました。

1本目は、「新日本風土記(ハワイ)」で紹介された、ハワイ島でのサトウキビやコーヒー農園に入植した日系移民について。ハワイ島でどのように日本文化がハワイの土地と結びつき、育っていくのか、人の生活を中心に語られます。実習中に参拝する予定の、日本人墓地が番組で紹介されています。

2本目は、ハワイ島で栽培される「遺伝子組換えパパイヤ」について、栽培化が許可されるまでの住民間、政府での議論の様子をまとめたDVD教材「Food Evolution」を視聴しました。以下のYoutubeで短いバージョンが公開されています。

https://www.youtube.com/watch?v=IVuN19Id_2c&t=128s

このDVD教材が事前学習にうってつけだというのは、実習の準備のためにハワイ島を訪れた時に、ハワイ大学のMike Shintaku教授に教えてもらいました。

ウイルス病で壊滅的な被害を受けたハワイ島でのパパイヤ栽培が、ウイルスに抵抗性を付与したGMOパパイヤの開発によって救われたこと、栽培が許可されるまでには反GMO活動家との大きな議論があったこと、科学的な論拠に基づいて反論を重ね認可に至ったこと、などがDVDでは示されています。実習では、開発現場の研究所や、栽培の現場、流通の様子、それぞれに携わる方と会うことになります。

これらのDVDで見知ったことを、現地に行って、五感を通じて感じてもらいたいと思います。

Food Evolutionについては、Fan siteがあり、そこでは事前学習の様子が示されていました。https://foodevolution-fan.jp/screening/


事前学習も順調に進んでいます。英会話も各自取り組んでいるようですし、先方の研究所で発表する紹介スライドも作り始めたようです。

渡航準備は整ってきました。

(古本)


【生命科学科・実習シリーズ】 塩尻先生②

前回の実習 に続き、6/34の植物生命科学実習では、アブラナ科蔬菜につく昆虫の調査とバイオアッセイ(植食性昆虫の成長量評価)を行いました。

4月初旬に種から発芽させて栽培したアブラナ科の蔬菜(ダイコン、コマツナ、キャベツ)の生育過程での、植食性昆虫の変遷を観察します。栽培途中で残念ながら枯れてしまった班もありましたが、多くの班でコナガやモンシロチョウの幼虫がついているのを確認し、同じアブラナ科植物でもつく虫が少しずつ異なることがわかりました。なぜ異なるのか?葉の形質(硬さや表面etc)や虫の成長量などを比べて調べます。




6/10の実習ではアオムシコマユバチの探索行動と寄生の観察を行いました。アオムシコマユバチはモンシロチョウなどに寄生するコマユバチ科の寄生バチです。寄主幼虫が食べた後(食痕)により強く反応するかを確認します。コナガとモンシロ幼虫の食痕の葉片を、試験管に入れたアオムシコマユバチ(雌)にそれぞれ提示して、葉片を探索している時間を各班で記録し、全班の結果から検定をおこなってアブラナ科3種で昆虫相が異なるのはなぜか、考察しました。

 

アオムシコマユバチがモンシロチョウの幼虫に寄生する行動を初めて見た学生さんも多かったようで、興味深く観察・考察することができたようです。

(中田)

卒業生の活躍は嬉しい

 卒業生から久しぶりにLineでの連絡がありました。

4月に部署を異動し、ひと段落ついたとのこと。そして、会社の広報誌に取り上げられています、とのこと。これまでも何度かWEB上で彼女の活躍は目にしたけれど、取り上げられるというのは会社で活躍しているということだと思います。

こうした報告は何より嬉しいです。彼女が携わった研究を形にできれば、こちらからも報告しないと、と思いました。

https://www.katakuraco-op.com/rec/interview/interview06.html


(古本)


学科交流会

 2024年6月7日の入門ゼミの時間に、食料農業システム学科1回生と教員が集まって学科交流会を開催しました。教員紹介とクイズが主な内容でしたが、国外研究員としてラオスに滞在中の落合先生も時差2時間の現地から生中継でご参加くださり(写真を撮り忘れました。残念!)、学生は熱心に聞き入っていました。

金子先生による教員紹介


自分のクラスの担当教員以外の先生に会う機会が限られているなかで、先生方の研究内容や意外な一面(?)を知る良い機会になったのではないかと思います。(山口)

滝澤研―別役研合同セミナー(大学院・生命・農学)

  6月5日に、農学科の野菜園芸学研究室(滝澤研)と生命科学科の多細胞動態研究室(別役研)で合同セミナーを行いました。

オープニングの挨拶

 農作物生産に焦点を当てた農学科と、生命現象そのものに焦点を当てた生命科学科ということで、それぞれ特徴のある両学科ですが、大学院では同じ農業生産科学モデルに属しています。ここ数年、主にシロイヌナズナを研究対象にしている別役研の修士学生が「どうしてもトマトがやりたい」ということで、トマトを研究材料にされている滝澤研に話を聞きに行く機会が増えました。逆に滝澤研でも遺伝子機能に着目した研究も進めたいということで、別役研に来られる修士学生さんもおられました。そこで、ひょんなことから両教員の間で、せっかくなので両研究室の合同セミナーをやって学生交流会をしようという話になったのがきっかけです(教員は日にちと場所だけ決めて、もちろんあとは学生さんに丸投げです。ごめんねー)。

質疑応答の様子

 この日の半日を使い、まず別役研から学生5人(D1、M2、M1、B4、B4)、滝澤研から学生6人(M1、M1、M1、B4、B4、B4)が、両研究室の教員からの研究室の研究内容紹介の後にそれぞれの研究内容に関してプレゼンを行いました。ある程度の経験やデータもある大学院生はとても堂々とした発表でしたし、まだ研究を始めたばかりか始めるところの4回生も自分たちの研究をしっかり理解して、今持っているデータやこれから行う研究に関してしっかりした発表をしてくれました。お互いに普段あまり聞かない内容なので、どれだけ質疑応答が盛り上がるか両教員も心配でしたが、そんなことが杞憂に終わるくらい質疑応答も盛り上がりました。普段の研究室セミナーでは「いつもの話」ばかりですが、「わからないからこそ」の盛り上がりですね。

別役研の発表学生

滝澤研の発表学生

 終了後は、そのまま両研究室の懇親会を行いました。こちらもプレゼン大会以上に盛り上がり、通りかかった某先生も交えて、両研究室や両学科のいろんな話題で、笑顔の絶えない良い交流会となりました。今回、第一回と称したことで、第二回の主催者も別役研の某くんに決まり(しかも「その時までに今日紹介した研究のデータを出す」と力強く宣言、、)、両教員にとっては、今後の学生さん同士の交流と切磋琢磨が楽しみな限りでした。

お楽しみ中の某先生。立ち寄りThanks!

 最後になりますが、今回の企画・運営は修士の松山くん(別役研)はじめ、学生さんがほぼ全てやってくれました。この場を借りて両教員からもお礼を言いたいと思います。お疲れ様でした。


(別役)